心地の良いリズム

12月15日 18:04

お腹が空いて夜ご飯が食べたくなるまで書くことにする。

僕には動くことで生まれるリズムが体に合っているなと思った。9月からゼミが始まった。一度選考を落とされてから、先生に直談判して入れてもらったので命を削って取り組もうと決めた。水曜日の10時からのゼミ、前日の火曜日からは徹夜して制作物を仕上げた。当然生活リズムは狂った。バイトを休むことが増えた。他の課題や授業に集中できなくなった。もちろん悪いのは生活リズムの乱れを言い訳にしている自分なのは知っている。同じゼミの友達は就活を並行できている。別の友達は希望の会社の最終選考まで進んだ。僕は何もしていない。

11月下旬、クウォーターが代わり新しい授業が始まった。生活リズムは狂ったまま寝れない日が続いた。何にも身が入らない。このままではいけないと思い、連日予定を入れ、外に出るようにした。人と喋るようにした。なんとなく体が軽くなった気がする。

特にこの前の木曜日と土曜日のお手伝いのバイトは良かった。黙々とひたすらにグルーガンでイルミネーションをつけるバイトだった。周りの方が優しかった。土曜日にもシフトを入れていたのだが、予定よりも早く終わったらしく、僕が着いた頃には全ての作業が終わっていた。本当は、前日に「明日は来なくていいよ」と連絡が来るはずだったらしいのだが、送るのを忘れていたらしい。その説明を受けて帰ろうとした時、外出していた責任者から電話が来て、僕がいるなら一緒に梱包作業手伝ってもらいな、ということになった。バイト代ももらえるので梱包作業と掃除を手伝った。責任者が帰ってきた。僕がいるからということでドーナツを買ってきてくれた。みんなで食べたあの空間は実家のようだった。暖房をつけずとも陽の光で温かくなる部屋、コーヒーと紅茶を入れてみんなに配る流れ、この犬はぬいぐるみみたいだという会話、全てが優しかったように思う。晴れた空の下、冷たい乾燥した風が吹くお昼の帰り道が心地よかった。また行きたい。

18:24

まだ書いておきたいことがある。

おじいちゃんは不器用だ。その裏の愛情に気づく頃にはもう遅いのだ。

中学生のとき、クラスから仲間外れにされて友達がいなかった。そのことに気づいてくれたのはおじいちゃんだった。心配かけたなと思う。もう少し楽しそうな話をしてあげれば良かった。テスト期間中、どうだった?とニヤニヤしながら聞いてくれた。まあまあかなとそっけない返事をしていた。もう少し楽しそうに話せば良かった。

おばあちゃんのお葬式の挨拶の時、仏教徒だったおじいちゃんが、クリスチャンだったおばあちゃんに、(前略)〇〇は僕のマリア様です。と告白したのが衝撃だった。普段はそんなこと言わない間柄に見えたのに確かに愛があったのだ。おじいちゃんが他界する間近の時もおばあちゃんの誕生日まで踏ん張ろうとしいていた。無念にもその願いはあと2日ぐらいのところで叶わなかった。父親がお葬式はおばあちゃんの誕生日を迎えてからにしようとした。

生きている間に素直になりたいと思う。そっけない態度をとるし、うざい、めんどいと思ってしまう。そうやっていつも後悔しているのに。

18:36

夜ご飯を買いに行こう。ご飯を食べたら課題をしよう。

今日は早く寝よう。年越しに向けての掃除は順調だ。